
×は当然知っているべき常識。×も知っている人は多いはず。×も、じつはとても重要なのですが、意外に知らない人が多い問題です。
あなたはいくつ知っていましたか?
犬編
- タマネギは中毒を起こすので、シチューを分けてあげる時は、ていねいに取り除く。
- タマネギ、長ネギなどのネギ類は、煮汁やスープでも与えてはダメ!ネギ類に含まれる成分(アリルプロピルジスルファイド)が、赤血球を破壊し、貧血だけでなくときには死に至ることもあるのです。その成分は、煮汁にもしっかり溶け出しています。また、そもそもシチューなど人間用に味つけされた料理は、犬やネコに食べさせるべきではありません。塩分の高過ぎ、香辛料も内臓に負担をかけます。これは常識中の常識ですね。
- 骨付きのフライドチキンは、味の濃い衣部分を取り除いてあげる。
- これも常識ですね。鶏の骨は縦に避けるので、消化器官を傷つける恐れが!
- うちのコは、クレートの中ではとっても静か。扉をあけたら元気いっぱいに飛び出してきます!
- クレートの中でくつろいでいられるのはとても良いことですが…飛び出しは厳禁!たとえばパーキングエリアなどで、ちょっと足を伸ばしたいだろうとクレートの扉を開けたとき、飛び出ししてしまったら…命に関わる事故になりかねません。扉を開けても「OK」などの合図があるまで出ない練習をしておきましょう。
- 良い関係を作るために、毎日赤ちゃん抱っこをしています!
- 毎日抱っこすることは、とても大切。「アナタを抱き上げられるくらい頼もしい私が、守ってあげるからね」というメッセージになります。けれど、赤ちゃん抱っこは犬にとって心臓に負担のかかる姿勢です。とりわけ高齢の犬や心臓に問題のある犬には危険! 抱っこは必ず、犬がオスワリかフセの姿勢になるように行いましょう。
- 毎晩愛犬と一緒に寝るのは絆を深めるから良いと思う。
- 犬と同じベッドやふとんで寝ることは、犬に「同列の立場」という印象を与えがち。一緒に寝ることで、犬との関係を逆転させる原因になりかねません。あくまでも、あなたは愛犬にとって「やさしく頼もしい保護者」でなくては。また、密着しすぎることで犬の自立心が育たず、あなたと少しでも離れると不安からパニックに陥る犬になってしまうリスクも。心の健康のために、愛犬には、自分用の寝床を用意してあげてください。ちなみに、良い関係ができていれば、お昼寝で添い寝を楽しむくらいならOKです。
- オスワリやフセなど基本動作はマスターしたので、次は二足歩行にチャレンジ!
- 確かに、さまざまな動作や遊び、トリック(芸)を覚えることは、達成感もあり、知人友人に披露すればほめられるチャンスも増え、犬自身にもうれしいこと。でも、後ろ足で立つ姿勢は、犬の身体、足腰に負担がかかります。小型犬なら床に投げ出した人間の脚をトンネルのようにくぐったり、おもちゃをとって来たり…犬の身体に無理がないかどうか注意してトリックを楽しみましょう。
- 犬は草を食べることで、胸焼けなどを自分で治している。
- 犬は肉中心の雑食といわれ、確かに野菜も食べますが…庭の草を食べるのは問題。「犬は草を食べて治す」というのは迷信です。草を食べて治るどころか、こんな状態になってしまったコもいるのです!
ネコ編
- 犬と違ってネコはネギ類を食べても大丈夫。
- ネコにとってもネギ類は禁物! 犬と同様、中毒を起こします。
- 「ネコはイカを食べると腰を抜かす」というのは迷信。新鮮なイカのお刺身は栄養たっぷり!
- ネコに生のイカを食べさせてはいけません! イカにはビタミンB1を破壊する酵素が含まれているため、急性ビタミンB1欠乏症を起こしてしまいます。ただし、この酵素は熱に弱いので、加熱すれば大丈夫。とはいえ、栄養のバランスには気をつけて。
- うちのコは「うまみ」にうるさいので、新鮮なアジの干物をあげています。
- アジそのものは良いのですが、問題は塩分! ネコや犬が必要とする塩分は人間よりはるかに低く、人間用の味つけではしょっぱすぎます。干物などアミノ酸を多く含む食品はネコたちの好物ですが、塩分過多は腎臓病の原因になるので厳重注意です!
- やっぱり日本のネコの伝統食、「ネコまんま」がいちばんでしょ!
- 米はネコの療養食にも使われ、消化しやすくアレルギーも少ない食材ですが、やはりみそ汁は塩分が問題。また、塩分を別にしてもやはり「ネコまんま」ではタンパク質が足りません。たとえおかかをたっぷりトッピングしても、脂肪やミネラルが足りず、バランス的にも大きな問題があります。
- ビタミンたっぷりのネコ草をよく食べるネコはヘルシー。
- 肉食獣であるネコは、植物性の食材を消化するのが苦手。ましてや生ではとても消化吸収などできません。たしかに一説では、草の葉、とくにイガイガとしたイネ科の葉を、消化器を刺激する繊維として取り入れることがあるとも言われますが…じつは、決してヘルシーなことではないのです。くわしくはこちらをチェック!
→病院でチェック!
愛犬のお腹に詰まっていた意外なものは…!?
- ネコは本来単独で暮らす動物なので、生まれてすぐ迎えても大丈夫。
- 犬にとって、赤ちゃん時代を母犬や同胎の兄妹と十分な時間を過ごすことがとても大切ですが、じつはネコも同じです。母ネコや同胎の兄妹から早い時期に引き離されて、1匹だけで人に育てられると、心の不安定なネコに育ってしまいます。犬と同様、お母さんとの時間を十分にとること、幼いうちから怖がらせないよう少しずつ、よその人や他の動物、生活音などに慣れさせてあげる必要があります。
- 家具で爪研ぎするのはしつけの問題! いけないことをしたらちゃんと叱らなくては。
- 叱るなんてとんでもない! ネコにとって爪研ぎは、新しい爪の生え変わりを促すごく正常な行動。家具への被害を減らしたいなら、爪研ぎ用の板を用意してあげるのは、オーナーの責任です。また、定期的に前足の爪切りをすることも有効かもしれません。ただし、深爪をして血管や神経を傷つけないようくれぐれもご注意を。












