愛するペットの大好きな時間。そのひとつが、毎日の食事タイムです。
いつもの時間、いつものかけ声を聞くと、いつもの場所でワクワクしながら待っているペット達。
人間と同じ、健康を維持するために食事はとても重要だから、ここでもう一度、ペットフードの選び方・与え方の基本をマスターしておきましょう。
構成/水谷美紀 取材・文/渡辺展子 監修/奈良なぎさ
ペットのフードについて、
こんな事を思ったことはありませんか?
- なんとなく決めたフードをあげているけれど、本当にうちの子に合っているのか時々、不安になる。
- 手作りフードをあげたいけれど、毎日は続かないからあげちゃダメだよね?
- 同じ犬種を飼っている友達とおそろいのフードをあげているけれど、うちの犬は2歳も年上。本当に同じでいいいのかな?
- オーガニックとか国産とかカルシウム強化とか、色々あり過ぎて、なにが一番いいかわからない!
- おやつをあげないと言うことをきかないから、どんどんあげてしまう…おかげでちっともゴハンを食べません。
- うちの子は飽きっぽいから毎月フードを替えています。
- 最高級のフードをあげていたら、自分が貧乏に…でももう、それ以下のものは食べてくれない。どうしよう〜。
ひとつでも心当りのある人は、
ペットのフードについて一緒に学びましょう。
「うちの子のためのペットフード」、あなたはどうやって選んでいますか?
近年、ペットフードは欧米からも多くの品種が輸入されるようになり、品質の向上はもちろん、原材料や味、香りなども多様化して、どれを選んだらよいか本当に迷ってしまいます。カリカリのドライフードを食べる子がいれば、オーナー自らが調理した手づくりフードを好む子もいる。オーガニックやナチュラルといった言葉を目にする機会も増えました。市場にあふれるフードの中で、自分のペットのために選ぶべきものは何か?……ペットは、自ら食事を選べません。だから、彼らの幸せも健康も、すべてはオーナーの選択にかかっているのです。ペットフードにコレでなければ!
という決まりはありません。正しい選び方は、オーナーとペットの数だけあってそれぞれです。まずは何よりも大切な愛犬・愛猫のことを深く知ること。そこから「うちの子」にとっていちばんよいもの、「うちの子のためのペットフード」を選んでみましょう。
無理は禁物。無知も禁物。オーナーのライフスタイルに合ったフード選びを。
フード選びでいちばん重要なのは、オーナーひとりひとりのライフスタイルに合った選び方をすること。その人がどんな生活を送っているか? 経済力はどれ位か? 食の知識はどれだけあるか? それらに合わせて、ペットの食生活を考えることが大切です。ペットだって人間と同じ、食べることは生きることなのです。小さな命を引き受けた瞬間から、オーナーは責任をもって食事を与え続けていかなければなりません。だからこそ食事の回数やフードの価格などは、オーナー自身が無理なく継続できるチョイスを。そして出来るだけ食の知識を深めて、栄養管理をしてあげましょう。


1.ペットのライフステージに合わせて
ペットは年齢によって「成長期」、「維持期」、「高齢期」の3段階に分けられます。また「小型犬」「中型犬」「大型犬」などサイズもさまざま。それぞれに必要な栄養やエネルギーが異なるため、ライフステージに合わせたフードを選びましょう。
2.「食べることって楽しい」と思ってもらえる食事を
せっかくだから、食事って楽しい! おいしい! とペットに喜んで食べてもらいたい。たとえば体調を崩して食欲がないペットには、獣医師に相談しながら“自分で食べたい”と思えるフード選びを心がけてあげましょう。
3.オーナーの負担になってはダメ!
ペットの食事がオーナーの生活リズムを崩すものだったり、経済を圧迫するものだったり…。オーナーのストレスは、そのままペットのストレスにもつながります。なによりも大切なのは、オーナー自身に無理がない食事であること。
4.添加物より怖い、カビや細菌。
実は添加物より怖いのが、カビや細菌の増殖。それらは体内に入って命をうばう危険性もあるため、“このフードが何で出来ているか”をきちんと把握して、可能な限り加工度の低い高品質なものを与えるように気を配りましょう。

陽当たり&湿気はNG!
フードの保管は高温多湿を避けて冷暗場所に。ショップで購入の際も“陽が当たらないように保管しているか?”をしっかりチェック!
小袋買いがベター。
鮮度を保つためには、小袋買いするのが理想的。大袋で購入する際は一週間分だけ別の容器に移し、残りは空気が入らないようしっかり口を締めて保管しましょう。
ステンレス素材がおすすめ。
フードボウルはステンレス製がおすすめです。プラスチック容器は傷がつきやすく、そこから体内摂取してアレルギーの原因になることがあるので注意して。
フードボウルはいつでも清潔に。
食事が終わったら、その都度洗剤で容器を洗っておきましょう。菌の繁殖を防ぐためにも、いつも清潔に!
水はいつでもたくさん飲めるように。
特に室内で暮らすペットにとって、水が自由に飲めないのは命に関わる大問題。食事の時はもちろん、普段でもお水はいつでも飲めるようにしてあげましょう。
落ち着く場所で、ゆっくりと。
部屋のコーナーや壁の前など、ペットがいちばん落ち着ける場所を見つけてゆっくりと食事させてあげましょう。
大量の水を飲んだら、15分後に。
お散歩の後など大量に水を飲んだら、直後にフードを与えないように注意! ドライフードが胃の中で浮いてしまい、吐き戻しの原因にも。約15〜30分時間をおいてから与えましょう。


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