大好きなごはんなのに、なかなか食べない…そんなことはありませんか? ペットフードの切り替えに関して、知っておくべきポイント&コツをご紹介します。
最近、食べない…これはペットからの重要なサイン。

よく「うちの子、このフードに飽きたみたいで最近食べないの」というオーナーさんの言葉を耳にします。でも、ちょっと待って! 本当に飽きが原因なのでしょうか?
食べない…それはペットからの重要なサインかもしれません。簡単に他のフードに切り替える前に、食べない原因を見極めることが必要です。そのためにも次から次へとフードを替えたり、何かをプラスする対処法ではなく、今のフードの何なら食べるのか、何が入っているとダメなのか、原因をつきとめるマイナスの対処法が大事です。そうすることで病気などのトラブルも見つけやすくなります。
切り替えは栄養構成を考えて、慎重に。
フードを切り替える際は、原材料と栄養構成をしっかり見て選びましょう。フードによって原材料や配合バランスに差があるため、何も考えずに一気に変えるとペットの体調が悪くなる危険があるので注意が必要です。たとえば脂肪の含有量が低いフードから高いものに替えた途端、急激に肥満度が増加したり、食物繊維の種類(ビートパルプやセルロースなど)や含有量のちがいで腸内環境に影響を与えたり…。フードはペットの体調を大きく左右するものであることを自覚して、切り替えはくれぐれも慎重におこないましょう。

栄養の差が少ないものを選ぶ
見た目は同じように見えても、ペットフードはひとつひとつ違います。そのため、切り替え方によっては「昨日まで和食だったのに今日から急にフランス料理…」という状態になり、身体に負担を強いることも。切り替える場合は極端に素材や栄養構成が違うものではなく、差の少ないものに切り替えましょう。
切り替えは1週間かけて
次のフードに切り替える際は、1週間から10日くらいかけて徐々に替えていくのが理想的です。今までのドッグフードに少しずつ新しいフードを足していくとよいでしょう。たとえ手間がかかっても、ゆっくり時間をかけて替えていってあげてください。
その後のケアも忘れずに
切り替え後しばらくは、新しいフードが合っているかをチェックし続けましょう。食取りがいいからといって安心するのではなく、「下痢はしないか」「吐き戻したりしていないか」「毛づやはよくなったか」など細かい体調の変化を見逃さないで。
次から次へ…は、ペットを偏食家に
食べないから次、食べないから次…それを繰り返すとペットは確実に偏食に! オーナーの心理として食べないと不安になりがちですが、ペットが喜ぶものやおやつばかりあげ続けるのは悪循環。肥満や栄養バランスを崩すことになり、とっても危険です。

脂肪臭でおいしいと認識させる

ペットの「おいしい」という感覚は、実は嗅覚で決まります。口に入れるべき物かどうかを、クンクン鼻で嗅いで判断しているのです。そして、ニオイの中でもペットがいちばん反応するのは、肉が放つ脂肪臭。鶏肉より豚肉、豚肉より牛肉を好むのは、味というより脂肪臭のより強いものを求める習性から。食欲がない時は、いつものフードに肉の茹で汁をかけるなど脂肪臭の香りづけをしてあげると効果的です。
トッピングではなくコーティング
ドライフードを食べない時に、ゼリーやウェットタイプのフード、おやつなどをプラスすることがあります。その際、上にトッピングするだけで終わっていませんか? それではそのトッピングだけを食べてしまい、ドライフードを口にせず残念ながら終了…。フードにからむようにしっかりコーティングするのが食欲をアップさせるコツです。











